じゃん!!!
いきなりのようですが、告知です!
個展やりますよー!!!
いつの間にか後一ヶ月を切っています!
今回の個展のタイトルは下の作品から「月の視線」としました。
昨年の個展の時に、光菅修さんと「焚き火のある座談会というオンライン対談をしました。
*対談の様子はオンデマンド配信でこちらから視聴できます。
僕がインドの長距離電車に乗っている時
真っ暗な闇の中を走っていると、窓の外に時折焚き火や窓の明かりが見えます。
地上も空もわからないような闇の中で現れる光は、まるで星のようで銀河鉄道のようだったという話をしました。
すると光菅さんは航海の時の話をしてくれました。
夜の海はさぞ怖いのではないかというと、昼よりも情報量が少ないので捗るとのこと。
そして、ずっと月がでている。
どんなにすすんでも月がずっとでていて追ってくるので、まるで月から見られているような感じがする。
といいました。
確かに、月は世界中どこに行っても同じように輝いている。
子供の頃、どんなに歩いても月が追いかけてくるみたいで不思議で、ちょっと怖かったこともあった。
地球ができた頃、生命がいない頃から今までもずっと変わらずに地上を眺めている。
人間も、まだ原始人だった頃から随分変わったけれど、ずーっと昔のご先祖さまも同じ月を見ていたって思うと、なんだか壮大な気持ちになります。
もし自分が月の視線を持っていたら、地上はどう見えるだろう?
世界中が自由に旅にも出れない今だけど、月は1日で地球の周りを回っている。
僕も何もしなくても1日で地球を一周している。
自分の中にある無限の旅への入り口のように
夜空の月が輝いている。
武田尋善個展「月の視線」
2021.6/8(火)〜13(日)
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
Art Complex Center of Tokyo 2F ACT4
東京都新宿区大京町12-9
tel/fax 03-3341-3253
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