top of page

武田尋善

10代のころからインドが気にかかり、学生時代は専門学校アジア・アフリカ語学院にてヒンディー語を学ぶ。初の渡印で訪れたのはヒンディー語の通じない南インド。しばらくインドとは距離を置き巨大な壁面へのアクションペインティングや路上パフォーマンス、富士山頂ライブペイントなど60~70年代の前衛アートのような、派手な活動を行う。
しかしインドとの縁は深く、パフォーマンスをしていた仲間とインドユニット『マサラワーラー』を結成。 日本各地でインドイベントを多数行いインド通いを再開。理解を深めるため南インドタミル・ナードゥ州のタミル語を学習し始める。2011年から、作品の主軸をいままでのアクリル絵の具による原色の絵画からボールペンによる細密なペン画に変更。理由は、いつでも手に入る材料で、どこにいても絵を描けるようにするため。 インドからの影響は作品にも反映され、以前からテーマにしていた『繰り返し』『陰陽』『螺旋』や仏教、ヒンドゥー教的な考え方がより表現されるようになった。 2014年からは木口木版(こぐちもくはん)を、翌 2015年からは銅版画を始めている。2017年の終わりからボールペンに代わり丸ペンやスクールペン等を使うようになり、再び筆での表現も行う。個展は年1~2回開催。各種企画展などにも参加。発表を行っている。また、カルチャーセンターなどでの講義も行なっている。そして、インドムービーダンスチーム「サンドーシャン」のメンバーとして様々なステージで踊っているのも重要な活動である。
著書に「燦然世界」「蕈帽子道中見聞録」「うしのはなし」「そらのなかのそら」「スーパルマドゥライ(ambooks)」、「ひとつ星の記憶」「雨と夕焼け」、共著に「南インドカルチャー見聞録(阿佐ヶ谷書院)」「MASALAWALA SOUTH INDIAN COOKBOOKがある。
 
 
・最近の主な展示
・2013

個展 とりのつえ @The Art Complex Center of Tokyo
・2014

個展 たんくるくるてん @The Art Complex Center of Tokyo
個展 インド全開展 @Gallery Deepdan
・2015

個展 うしのはなし @The Art Complex Center of Tokyo
個展 インドのてん @Gallery Deepdan
・2016

個展 流星の旅路 @The Art Complex Center of Tokyo
個展 インドのとびら @Gallery Deepdan
・2017

個展 そらのなかのそら @The Art Complex Center of Tokyo
個展 漫伽楽山 @Gallery Deepdan
・2018

個展 ひとつ星の記憶 @The Art Complex Center of Tokyo
個展 指先からひらく宇宙 @Gallery Deepdan
・2019

個展 ほし巡りの旅 @Gallery Deepdan
個展 雨と夕焼け @The Art Complex Center of Tokyo

・2020

個展 夜明けの火 @Gallery Deepdan

・2021

個展 月の視線 @The Art Complex Center of Tokyo

個展 そらにひらいてる @Gallery Deepdan

・2022

個展 舞い上がる世界 @The Art Complex Center of Tokyo

個展 回る世界 @Gallery Deepdan

・2023

個展 夢で行ったことがある @ギャラリーニイク
 
・コンペ等 
・2015

アワガミ国際ミニプリント展2015 入選 
・2017

アワガミ国際ミニプリント展2017 入選
カダケス国際ミニプリント展2017 入選
ギャラリーハウスマヤ 挿画コンペ vol.17 最終選考
第85回日本版画協会 版画展 入選 
・2018

カダケス国際ミニプリント展2018 入選
・2019

カダケス国際ミニプリント展2019 入選
アワガミ国際ミニプリント展2019 入選・賞候補

・2022

カダケス国際ミニプリント展2022 入選

・2023

カダケス国際ミニプリント展2023 入選

​その他の履歴についてはArchivesのページをごらんください。​
 

Hiroyoshi Takeda

 

I have been mesmerized by India since my teens. I studied Hindi at the Asia-Africa Linguistic Institute in Tokyo. Then I became drawn to South India and studied Tamil, as well.I was influenced by Indian folk art—Warli, Madhubani, and Gond painting, among others. I later devoted myself into Western, contemporary, and performing art for a certain period but always nurtured the Indian influence in my art.Now I focus on pen drawing and copper printmaking (etching).The inspiration of India is evident in my art, with its patterns of repetition, yin and yang, and spirals, and the themes and images of Buddhism and Hinduism.I wholeheartedly offer my works to the public through a solo exhibition twice a year and various planned exhibitions.

絵の前に立つ武田尋善
bottom of page